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ナポリの街角 


napoli2006.4.28.jpg
ナポリの街には1998年にフィレンツェで展覧会を開催した時に、一度だけ訪れたことがある。本当の目的地はアマルフィーだったのだけれど、運悪くゼネストにぶつかってしまったんだ。仕方ないのでナポリとサレルノの街を取材して帰った。イタリアを旅しているとよくストにぶつかる<春先に廻ることが多いからかも知れない>。ナポリを描いた絵は少ないんだけれど、この絵はとても気に入っているんだ。


時間があまりなかったので登山電車ってのには乗れなかったんだけど、街のだいぶ奥まで行って見た。ふだんだったら一人旅なのでそんな無茶はしないのだけど、その時はお手伝いを一人連れていたから、多少の冒険は出来たんだ。でも、知らない街だから僕らは同じようなところをきっとグルグルと歩いていたんだろうな!?本屋の隣にあるレストランの前に立って、誰かを待っている女の子の前を僕らは3度も通り過ぎたんだ!女の子は、時おり時計を覗き込んでいた。3度目の時は少しいらいらしたような表情だったので、僕は思わず彼女に「ゴドーさんはもうすぐ来るよ!!」って声を掛けてしまったんだ。彼女は微笑んで「そうね」って答えたんだよ。<ベケットを知っていたんだね>嬉しかった!!


この絵は何枚か描いたんだ。女の子の立ち位置を、少しずつ右にずらしている。左の空間を拡げているのは、彼女の待っている時間の長さ<経過>なんだ。まだ右側の壁までは空間が空いているから、もう少し女の子は辛抱して待っていられる。だから僕は少年になってゴドーさんのメッセージを伝えたんだ。


そのために僕は道に迷ったのかな!?きっとそんなちょっとしたことにもみんな意味があるんだね。


     

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コメント

>ラピュタさん

やっぱ構図って大切だよね!!

ラピュタさんの仕事も一緒だよね…きっと^^

作品…大切にしてもらえると嬉しいんだけど!!

油絵具は色によって乾燥の速さがつがうから…使えるのもあるかもよ…蓋はライターかなんかで温めると開けられるよ^^

この絵画もすてきですね。
女の人の何とも言えない立ち姿に
好きな人を待ってるって出てるような…絵画全体も素敵ですね。
困ってしまうーーー
私たちって作品をどなたかが大事に持っていてきっと癒されているんですよね。絵画は好きです。すぐ衝動買いしてしまう。日曜日に天裏を探していたら油絵絵具箱が出てきて中をみたらガッカリでした。乾燥したように固まっていました。

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