傾いた夕暮れ 

ピサの斜塔
ようやく秋らしい陽気になってきた。チョット寒いけど、この寒さをじっと耐えている<自分>も悪くないな、なんてちょっとだけナルシズムに浸ってみたりする。


明日から富山で展覧会をするのにまたまた出張なんだ。日本海側の寒さは格別だから気持ちを引き締めていかなくっちゃ風邪ひいちゃうよ。富山のお客様には実は宿題を出されてるんだけど、どうも間に合いそうにないんだ。「立山の絵が見たい」って云うリクエストを貰ったんだけど、どうも上手くいかない。


僕は普段はパステルでスケッチをしてきて作品を作るんだけど、たまに写真を使う事があるんだ。それは、注文で<肖像画>を描く時と、<立山>みたいに地方のお客様からのリクエストで<その地方の風景>を描く時なんだ。以前にある地方のお客様のリクエストに答えて描いて行ったことがあるんだけど、どうも難しいんだ。お客様は毎日見ている風景だから「ここはこうじゃない」なんて苦情がどうしても出て来る。だから本当は描きたくないんだよ。でも、どうしてもって時は写真を使うんだ。細かいところもしっかり描きたいからね。で、立山のいい写真撮れなかったんだよ。


まったく描くつもりがなかったのに急に描きたくなる風景ってのもある。そんな時はアルバムから写真を引っ張り出して描くことがあるんだ。<ピサの斜塔>もそんな一つなんだ。<傾いた塔>の絵なんて<縁起>が悪いだろう。だから描くつもりはなかった。でも最近思うんだ「傾いても倒れない」ってそんなに<縁起>悪くもないんじゃないかな!なんてね。で、いま密かに思ってるんだけど。<夕暮れピサの斜塔>を描いてみようかなってね。<夕日を背にして傾きながら立ち続ける姿>なんて格好いいなあって僕は思うんだけど。。。。。


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